愛知県西尾市天竹町(てんじくちょう)に「天竹神社」があります。天竹は天竺が元の字で、インドを表します。
1200年前のことでした。一人の天竺人(インド人)の乗った小船が当地に流れ着きました。彼は、綿花の種を持っており、村人に栽培を教えました。これが日本の綿文化の始まりとされ、日本で唯一、綿の神様を御祭神としています。また、種を保管していた壺がご神体です。以下に写真で紹介します。(壺はレプリカです)
また、平成7年には、インド大使がお越しになられています。
"Tenjiku shrine" is in Aichi prefecture Nishio city.Tenjiku means India.It was 1,200 years ago. The small boat which the one Indian got on drifted here. He had some seed of cotton and taught a villager cultivation. This is considered to be a beginning of Japanese cotton culture.
God of the cotton with an enshrined deity alone in Japan.
In addition, in 1995, Indian ambassador came here.
ラタ・ヤットラとは・・・
ラタとは「山車」、ヤットラは「祭」という意味があります。
東インド、オディシャ州の聖地プリーは、海沿いの小さな町で、ヒンドゥー教の四大聖地の一つです。プリーにはジャガンナート寺院があり、「宇宙の主」という意味の名を持つジャガンナート、そして妹のスバドラー、兄のバララーマが祀られています。この寺院では、年に一度6~7月にラタヤットラ祭が開催され、神々が巨大な山車(高さ約12m)に乗り、大きな寺院からお出になられます。その山車を見ると福徳があると信じられ、毎年約100万人もの信者が山車を見るために集まります。日本の祇園祭の元になったとも言われています。
ジャガンナートとは・・・
ジャガットは「宇宙」、ナートは「主」という意味があります。
ビシュヌ神の化身であり、クリシュナ神も同一の存在です。
ジャガンナートは黒い色をしており、大きな丸い目が特徴です。また手足はなく、とてもシンプルな姿をしており、これは神話によると、未完の姿のためだと言われています。寺院では、妹スバドラー、兄のバララーマと一緒に祀られています。オディシャの人々にとってジャガンナートは偉大な宇宙全体の主でありながら、家族の一員ように近しくもあり、心から尊敬され、愛されています。ジャガンナートは、オディシャの人々の心、そして生活にとって、なくてはならない大切な存在です。