2023.6.26 昨日(6/25)、大勢のお客様をお迎えして、祭りを盛大に開催することが出来ました。
お客様、ゲスト、出演者、ボランティアの皆様をはじめ、関係する皆様方には、心より深甚なる感謝を申し上げます。ありがとうございました。
2023.1.31 ラタ・ヤットラ祭の問い合わせ先は、こちらです。
※情報:祭りのために来日するインド人舞踊家の公演が6/27にも行われます。
ラタ・ヤットラ祭のリーフレットです。2023.6.12
Jiocは、愛知県内の日本人とオリッサ州出身のインド人で作る草の根交流の会です。ユニークな情報を楽しんで頂けたら幸いです。
It is the meeting of the grassroots exchange to make with a Japanese and an Indian. I am happy if you can enjoy this information.
HPの更新を再開します。(2022.12.24)
実は、2023.6.25に「1st Sri Jagannath Rath Yatra Festival 2023 in Kasugai」 を実施するため、日印オリッサ交流の会を軸として、「春日井ラタ・ヤットラ祭実行委員会」を立ち上げました。ラタ・ヤットラは、インドオリッサ州にあるジャガンナート寺院のお祭りです。左上のお神輿(山車)のイラストは肌の色が異なるジャガンナートの神様である3兄弟が仲良く祭られています。正に世界平和を願う祭典と言えるのではないでしょか。また、一説によると京都の祇園祭のルーツはこの祭りと聞いたこともあります。
私たちのお祭りでは、インド等からオディシーダンスの舞踏家を招聘し公演すると共に、インドのお神輿を展示し、軽食を提供する等により、在日インド人、市民等、集まった方々と親しく交流を深めようとするものです。
ボランティアが行う活動であり、どのような集いとなるのか、試行錯誤を繰り返しながら準備して参ります。多くの皆様のご賛同とご支援が得られることを願っています。
愛知県西尾市天竹町(てんじくちょう)に「天竹神社」があります。天竹は天竺が元の字で、インドのことです。1200年前、インド人?が西尾に漂着したらしいです。
また、日本とインドの交流は東大寺の大仏の開眼式(752年)に、インドの仏僧ボディシーナが出席しています。これが最初の交流でしょうか。
推理:西尾に来たインド人は、オリッサ出身かも?オリッサの地域は昔「カリンガ国」。カリンガは海洋大国、世界の海を渡ったと言われています。
1200年前に、オリッサ出身のメンバーのご先祖様が、はるばる海を渡って来たと、想像するだけで、ワクワクしませんか?
天竹神社では毎年10月の第4日曜日に綿の神様のお祭り「棉祖祭」が行われています。一度見に行きたいです。
オリッサ州の紹介
オリッサOdisha(Orissa)は、インド東部の州です。Odishaは新名称、Orissaは旧名称、日本名はオリッサのままです。州都はブバネーシュワルBhubaneswar。同州のコナーラクKonarkにあるスーリア寺院は世界遺産。同じくプリーにあるジャガンナート寺院Jagannath
Templeはヒンドゥ教の聖地として有名です。
また、当地は古代インド 、アショーカ王がカリンガ国(現オリッサ)を征服したカリンガ戦争の戦地となった所です。その後、アショーカ王は敬虔な仏教徒となり、世界に仏教を広めました。日本の仏教のルーツもオリッサにあるのかも知れません。
著名人としては、「 スバス・チャンドラ・ボース氏」(Subhas Chandra Bose)(インドの独立運動家)がオリッサ出身です。また、隣接する西ベンガル州の出身者に「ラダ・ビノード・パール氏」(Radhabinod Pal)がいらっしゃいます。
これらは、Odisha州を代表する世界遺産「インド東部のコナーラク」にあるヒンドゥー教の太陽神スーリヤを祀る「スーリヤ寺院」の写真です。13世紀、海の中の寺院として造られたそうです。壁面を埋め尽くす彫刻は素晴らしく、また、舞楽殿で踊られていたというオディッシー・ダンスは「動く彫刻」とも称されています。
NHKの世界遺産100に選ばれています。
寺院は巨大な馬車に見立てられ、直径3メートルにも及ぶ車輪が12対。
オディッシーダンス
◆東インド古典舞踊 「オディッシー」について |
東インド、オリッサ地方発祥の古典舞踊で す。 |
紀元前1世紀頃には、この踊りの元となった と見られる舞踊ポーズとその楽団の様子が 洞窟に掘られています。彫刻の写真をご覧 ください。 |
愛知万博10周年記念イベントで披露されたオディッシーダンス(27.9.27:愛知万博公園にて)
平成27年10月1日から17日の間、オディシーから舞踊団が来日し、全国各地で公演が行われました。
上記写真は10月4日に行われたナマステインディア刈谷での公演です。
10月8日に行われたインド大使館公演の様子です。
ラタ・ヤットラとは・・・
ラタとは「山車」、ヤットラは「祭」という意味があります。
東インド、オディシャ州の聖地プリーは、海沿いの小さな町で、ヒンドゥー教の四大聖地の一つです。プリーにはジャガンナート寺院があり、「宇宙の主」という意味の名を持つジャガンナート、そして妹のスバドラー、兄のバララーマが祀られています。この寺院では、年に一度6~7月にラタヤットラ祭が開催され、神々が巨大な山車(高さ約12m)に乗り、大きな寺院からお出になられます。その山車を見ると福徳があると信じられ、毎年約100万人もの信者が山車を見るために集まります。日本の祇園祭の元になったとも言われています。
ジャガンナートとは・・・
ジャガットは「宇宙」、ナートは「主」という意味があります。
ビシュヌ神の化身であり、クリシュナ神も同一の存在です。
ジャガンナートは黒い色をしており、大きな丸い目が特徴です。また手足はなく、とてもシンプルな姿をしており、これは神話によると、未完の姿のためだと言われています。寺院では、妹スバドラー、兄のバララーマと一緒に祀られています。オディシャの人々にとってジャガンナートは偉大な宇宙全体の主でありながら、家族の一員ように近しくもあり、心から尊敬され、愛されています。ジャガンナートは、オディシャの人々の心、そして生活にとって、なくてはならない大切な存在です。